下塗りにつかう材料についても知っていただければ

上記にあげた塗料の塗膜をしっかり密着させないといけません。そのために、高圧洗浄・ケレン・清掃などの下地処理を行った後に、塗装工事に入ります。

見えなくなる部分ですので完成してしまうと見えなくなってしまいます。ここを手抜きされてしまうとどんな良い塗料も性能が発揮できません。見積もり項目や工程も是非考慮されてください。

鴨川塗装は塗り替え工事を行うにあたって、コスト・状態・形状・お客様の希望等を考慮した上での材料選定を約束します。
建物の状態(素材・錆・クラック・汚れ・お客さまの希望)、既存塗膜・中塗りとの相性等において、非常に重要な工程になります。

錆止め

被塗布物を保護し、錆の発生を抑え密着を良くします。
油性錆止め・シアナミド鉛錆止め・鉛酸カルシウム錆止め等々様々な種類があり、最近では環境に配慮した、水性の錆止めも開発・販売されています。

鉛に防錆効果があり防食性に優れる為、従来から多く使われてきましたが、鉛の人体への影響から、最近の住宅塗装では、強靭性・接着性・耐薬・耐熱・耐水性に優れたエポキシ錆止めが使用されています。

プライマー

脱脂・目荒しなどの下地処理をしプライマーを塗布する事で、アルミ・ステンレスにも塗装する事が出来ます。

プライマーは主に、金属の表面をわずかに腐食させて食い付きを良くするウオッシュプライマー、各種金属素材に対する密着性が良いエポキシ樹脂を使用した、エポキシプライマーがあります。

シーラー

下地調整材になります。水性・溶剤を始めとして、様々な種類があります。

脆弱化したコンクリート類の強度の強化、上塗り塗料の密着、煙草のヤニ・水漏れのシミ止めなどの効果があります。

フィーラー

下地調整材になります。膜厚が付きやすく、最近では軽微なクラックにも追従性の有る微弾性フィラーが開発され主流になっています。

また、鎖骨ローラー等で模様をつける事、コーキング処理の後を隠蔽する事も出来ます。